公益法人大平正芳記念財団
公益法人大平正芳記念財団 当財団の紹介 本年度の贈呈式及び各賞の概要 大平正芳記念賞の歩み
研究助成費の歩み 財団の定期刊行物 大平正芳の著書・研究所 大平正芳記念館

 平成27年6月12日(金)、財団合同役員会の後、正午から約290人の出席のもと 「第31回大平正芳記念賞」「第29回環太平洋学術研究助成費」の贈呈式が、東京・一橋の如水会館2階大ホールで開かれました。


受賞者の皆さんと大平裕理事長(前列中央)

小倉純二氏の挨拶

谷垣禎一・自民党幹事長の挨拶と乾杯



[大平正芳記念賞]
正賞……楯  副賞……100万円 (特別賞・・・50万円)
選 定 基 準
(1)授賞対象は、「環太平洋連帯構想」の発展に貢献する政治・経済・文化・科学技術 に関する優れた著書・共著・編著としますが、環太平洋地域についての地域研究も含むものとします。
(2)授賞対象は、個人の著書に最優先順位を置き、ついで、共著、編著の順とします。
(3)授賞対象は、原則として受賞時から数えて2年以内に刊行されたものとします。
(4)授賞対象は、原則として他の賞を受賞していないものとします。
(5)特別賞は文献的、百科事典的、啓蒙的著作などの環太平洋構想の普及に貢献した作品に与えるものとします。
(6)授賞対象は5~6点とし、その半数は外国人の著作であることを望みます。
(7)受賞者は、原則として50歳未満とします。
募集等について
当財団が、依頼する機関及び推薦者の推薦を原則とする募集先限定ですが、第三者の推薦も可とします。 なお、自由応募の場合には、著書を当財団宛てに送付のこと。 募集時期は毎年8月初めから、10月末までとし、当財団の選考委員会が3月頃に決定し、 受賞者に通知します。落選者には通知せず、応募著書も返却しません。



[環太平洋学術研究助成費]
共同研究……500万円以内  個人研究……200万円以内
選 定 基 準
(1)助成対象は「環太平洋連帯構想」を発展させるのに相応しい政治・経済・文化・科学技術 に関する共同研究および個人研究としますが、環太平洋地域についての地域研究も含むものとします。
(2)助成対象研究は、長くても2年間で完結するものとし、研究終了に当たっては、 研究成果を何らかの形で財団に報告するものとします。
(3)助成対象は共同研究1~2点、個人研究3~4点とし、その半数は外国人の研究であることを 望みます。
(4)受賞者は、原則として50歳未満とします。
募集等について
 当財団関係者の推薦を原則としますが、自由応募も可とします。募集時期は毎年8月初めから10月末 までとし、当財団の選考委員会が3月頃に決定し、受賞者に通知します。落選者には通知せず、応募書類も 返却しません。 なお、応募希望者は当財団宛てに連絡すれば、折り返し「研究助成出願書」を郵送いたします。

 



第31回大平正芳記念賞受賞作及び受賞者名

<正賞・・・楯 副賞・・・100万円(特別賞50万円)>



『Japan, the US, and Regional Institution-Building
        in the New Asia:When Identity Matters』

(Palgrave Macmillan 2013年)

芦澤久仁子(あしざわ・くにこ)
(アメリカン大学国際関係学部講師、日本プログラムコーディネーター)

略歴
1985年慶應義塾大学経済学部卒業。2005年タフツ大学フレッチャー法律外交大学院博士過程終了。博士(国際関係学)。英オックスフォードブルックス大学の上級専任講師を経て、現在、米アメリカン大学で国際関係学を教える。
主な関心分野は、日本の外交、安全保障、開発援助政策、アジアにおける地域機構つくりとそれを巡る国際政治、及び、日米中関係で、研究論文はInternational Studies Review, Pacific Review, Journal of Peacebuilding and Development等の学術誌および編著本に多数発表。
米ワシントンDCのウッドローウイルソン国際学術センター、東西センター、ライシャワーセンターでの招聘研究員の経験を有す。

『民主化のパラドックス-
      インドネシアにみるアジア政治の深層』

(岩波書店 2013年)

本名 純(ほんな・じゅん)
(立命館大学国際関係学部教授)

略歴
1992年テンプル大学教養学部卒業、1994年国際基督教大学大学院行政学研究科卒業、1999年オーストラリア国立大学アジア太平洋研究所より博士号(政治学・国際関係学)取得。2000年から立命館大学国際関係学部に赴任。インドネシア戦略国際問題研究所客員研究員、在インドネシアJICA専門家、JICA研究所客員研究員、インドネシア大学社会政治学部連携教授など歴任。著書に"Inside the Democrat Party: Power, Politics and Conflict in Indonesia's Presidential Party," South East Asia Research (Vol.20, No.4, December 2012, pp.473-490)、Military Politics and Democratization in Indonesia (London: Routledge, 2003)など。



『東アジア液晶パネル産業の発展 : 韓国・台湾企業の
           急速キャッチアップと日本企業の対応』

(勁草書房 2014年)

赤羽 淳(あかばね・じゅん)
(横浜市立大学国際総合科学部国際マネジメント研究科准教授)

略歴
1993年東京大学経済学部卒業。1995年東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。2010年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了、博士(経済学)。1995年株式会社三菱総合研究所入社。その後、主任研究員、プロジェクトリーダーなどを経て、2012年4月より、横浜市立大学国際総合科学部・国際マネジメント研究科准教授。主要業績 "Hyundai Motor's Global Market Strategy", The Journal of Korean Economic Studies, Vol.11 pp.1-17 December, 2012、台湾TFT-LCD産業の発展メカニズム」(佐藤幸人編『台湾の企業と産業』アジア経済研究所 pp.67-98 2008年12月)他多数。




第29回環太平洋学術研究助成費
受賞研究テーマおよび受賞者名


<個人研究(各100万円)(  )は助成金額>



「Major Challenges to Japan's Soft Power as a Means of
Successful Public Diplomacy- A Current East Asia Context」

Monir Hossain Moni (モニル・ホサイン・モニ)
(アジア太平洋世界研究所 (APIGS, バングラデシュ国・ダッカ市) 研究教授)

略歴
バングラデシュ国ダッカ市にあるアジア太平洋世界研究所 (APIGS) の研究教授。研究、及び教育の対象分野は本来的に日本を中心としたもの。変化のスピードが速く、容易ならざるグローバリゼーションの中にあるアジア、及び全世界での開発援助における日本特有の促進剤的な役割についてだけではなく、日本の社会文化、政治経済、国際関係、多国籍企業をも対象にしている。日本政府 (文部科学省) から奨学金を7年間にわたり支給され、東京にある二つの最高学府 (早稲田大学、一橋大学)で学位を取得したほか、多数の国際的な研究奨学金の支給を受けた。また、数多くの日本の一流奨学金交付団体から選ばれ、継続的に資金を受け、最先端の一連の調査研究を成し遂げた。この専門知識の形成と同時に、広範かつ有益に著名な学術研究専門誌に寄稿した。Japan Studies Review, Japan Studies Association Journal, Columbia East Asian Review, 『APCアジア太平洋研究』, Asia Pacific Social Science Review, Harvard Asia Pacific Review, Asia Pacific Review, Asia Europe Journal, Journal of International Development Studies, International Studies, World Affairs 等々。さらには、アジア太平洋圏の殆ど全ての国を訪れ、海外学術研究会議、研修会で論文を発表しているが、その大部分は日本についてのもの。



「戦後日中教育文化交流史に関する教育学的研究
               -大平学校の事例を中心に」


孫 暁英(ソン・シャオイン)
(中国天津外国語大学日本語学院専任講師)

略歴
1979年、中国山西省生まれ。2003年天津外国語大学日本語学科を卒業後、修士課程に入学。2006年修了後、同大学日本語学院に就職。2007年~2009年中国教育部に出向。2009年より、早稲田大学留学。2011年4月早稲田大学大学院教育学研究科入学。2015年3月早稲田大学より博士を取得。主な研究領域は言語教育政策、生涯学習、教師教育。主要論文:「日中国交正常化以降の中国における日本語教育と日中交流―大平学校(1980年~1985年)に焦点を当てて―」『アジア教育』7、35-47頁、2013-11、等。


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