昭和54年(1979)   9月
1日 宮崎勇経企庁次官が景気と物価情勢の報告。内閣記者会キャップと昼食懇談
2日(日) 私邸で静養。各党代表質問の想定問題集に目を通す
3日 所信表明演説決定のための臨時閣議。谷牧中国副首相らと会談。11時、第88回臨時国会開会式。迎賓館「游心亭」でモンデール米副大統領と昼食会談。13時、衆院本会議で所信表明演説、エネルギー問題への挑戦、財政の対応力の回復、政治倫理の確立を訴える。14時、参院本会議で同じく演説。大雄会
4日 江崎通産相がイラン合弁事業等について報告。防災功労者表彰式で挨拶。福田前首相、安倍晋太郎代議士と昼食懇談。14時、神奈川県民ホールでの神奈川県連大会で挨拶
5日 第25回技能五輪選手団が表敬。昼、日本国際貿易促進協会25周年記念パーティで谷牧中国副首相らと歓談。13時衆院本会議で代表質問。16時半、航空機疑惑問題等防止対策協議会で提言を受ける
6日 10時参院本会議で代表質問。昼すぎ内外情勢調査会の全国年次大会で講演し、財政再建、エネルギー対策、政治倫理を強調。14時衆院本会議で代表質問。党本部のフォト・コンテスト入選作品を鑑賞。製紙グループの会
7日 参院本会議で代表質問。15時7分院内執務室で解散詔書に副署。18時43分、衆院本会議。内閣不信任案が議題とされ、直ちに議長に解散詔書が届けられ解散。閉会後、衆参両院正副議長に挨拶。19時まえ党両院議員総会で挨拶。19時15分、臨時閣議で政局の一新を図る旨の政府声明と総選挙の日程を決定。党本部で選挙対策本部会議と選挙対策委員会
8日 9時、党本部で総選挙立候補予定者に公認証書を交付
   










4日 上野動物園のパンダのランランが死ぬ






6日 会計検査院は特別班をつくり日本鉄道建設公団のカラ出張やヤミ賞与など組織ぐるみの不正経理の究明に乗りだす
 中央防災会議は、警戒宣言が出た場合、指定地域内に列車や車を流入させないなどの「東海地震防災基本計画」をまとめる
   
1日 アメリカの惑星間無人探測器パイオニア11号が、土星に最接近して近接写真撮影
69歳
  昭和54年(1979)   9日(日) 終日、私邸で静養
10日 選挙広報用の地元記者らのインタビューと写真撮影。その際「財政再建は目標期間を定めて限時的に進めたい」と発言
11日 9時、迎賓館でジャヤワルデネ・スリランカ大統領歓迎式。11時迎賓館で同大統領と会談。官邸で首相夫妻主催の同大統領夫妻歓迎午餐会。党本部で総選挙の追加公認者に公認証書を交付。19時すぎ同大統領夫妻歓迎宮中晩餐会
12日 インドネシアのマリク副大統領、サイディマン駐日大使が表敬。正午、党本部での全国幹事長会議、党友団体との懇談会で挨拶。19時、迎賓館でのジャヤワルデネ大統領主催の夕食会
13日 朝、二木会。11時、迎賓館でジャヤワルデネ大統領夫妻の歓送行事。第1回経団連フォーラムの昼食会で講演「財政再建の方途は予算編成で答を出し無理なことはしない」と語る。午後、党本部で総選挙立候補予定者に党籍証明書を交付
14日 国防会議。午後、政見放送の録画撮り
15日 14時、東京青年会議所創立30周年式典で講演
16日(日) 私邸で静養。午後、秘書官らと総選挙第一声の打ち合せ
17日 9時40分、党本部前で出陣式。10時半、上野公園で第一声。赤羽駅東口で街頭演説。午後、池袋駅東口、練馬駅前、小平駅前、立川駅北口、豊田駅前で街頭演説
18日 9時4分羽田から釧路へ。釧路市内栄町公園で総選挙地方遊説の第一声。空路千歳へ。14時苫小牧市民会館で講演。札幌市内大通公園で街頭演説。17時市内で記者会見。岩本道経連会長らと懇談
19日 千歳空港から三沢へ。11時、青森市内で記者会見。昼から街頭演説と市内巡回。14時半、十和田市内で演説。16時八戸市内で街頭演説。三沢空港を発ち18時半羽田着
20日 午後、都内の三軒茶屋、麻布、大久保で街頭演説。15時、全国証券大会で挨拶。16時すぎ川口、浦和両市で街頭演説
 



11日 総理府統計局は、65歳以上の老人が1029万と初めて1000万人を超え総人口の8.9%となったと発表
19日 自由法曹団と日本国民救援会は「戸別訪問をはじめ選挙活動の自由化を実現しよう」というアピールを発表
  9日 94カ国の元首、政府首脳がキューバの首都ハバナに参加して3日から開催の第6回非同盟諸国会議は、ハバナ宣言を採択して閉会。内容は(1)カンボジア代表権問題は当面「空席」とし特別委で検討(2)エジプトの資格停止問題も特別委で検討(3)エジプト・イスラエル平和条約は非同盟運動の原則とアラブ団結の精神に反すると非難
16日 イスラエルは、イスラエル国民が占領下のヨルダン川西岸とガザ地帯の土地を買い上げるのを許可(両地区の“イスラエル化”の推進)
17日 米連邦準備制度理事会は、公定歩合をさらに0.5%引き上げ11%とし、18日から実施と発表
69歳
  昭和54年(1979)   21日 江崎通産相が先進7カ国エネルギー担当相会議の、三原総務長官が秋の叙勲の説明。党の機関誌「自由民主」用に竹村健一氏と対談。正午新幹線で名古屋へ。四日市駅前で街頭演説。津市で記者会見。津市体育館で演説。19時から大阪市内で2カ所演説
22日 8時記者会見。9時すぎから大阪府内の富田林、近鉄八尾旧駅前で街頭演説。12時半、京都グランドホテルで地元関係者と昼食懇談。午後、京都駅前、豊田神社境内、四条河原町、北野天満宮境内で街頭演説や政見演説会。19時56分、東京着
23日(日) 9時半私邸発、神奈川県の小田原駅前、本厚木駅前、座間市、相武台駅前で街頭演説。横浜市南区の寿警察署前から港南区の上大岡駅まで遊説カーで流す。上大岡駅前で街頭演説
24日 9時半皇居での秋季皇霊祭に。午後、都内文京、台東、墨田区など7カ所で街頭演説、「一般消費税を導入しなくても財政再建のできる手だてを考えている」と述べ、一般消費税の断念を表明
25日 9時24分、上野発福島へ。市内で記者会見。午後、同市の旧民報社前、郡山駅前で街頭演説。19時13分、上野着
26日 アレホ・メキシコ大使が表敬。森永日銀総裁、佐上大蔵省財務官らがIMF総会出席の挨拶と説明。閣議で国家公務員の定員を5年間で4・2%、3万7000余人削減と決定。鉄建公団問題の閣僚会議を設置。10時56分、羽田発新潟へ。記者会見ののち新潟、長岡両市内3カ所で街頭演説。18時50分羽田着
27日 10時6分、羽田発高知へ。市内で街頭演説。15時まえ空路大阪へ。阪神尼崎駅前で街頭演説。神戸市内で記者会見。同市内で街頭演説。19時45分羽田着
28日 11時すぎ党本部で斎藤幹事長と総選挙の情勢分析。午後、私邸で江崎通産相がエネルギー担当相会議の帰国報告
29日 8時53分、羽田発福岡経由で佐賀へ。記者会見。3カ所で演説。14時すぎ福岡市へ戻り街頭演説
30日(日) 飯塚、北九州両市で街頭演説。台風の影響で宮崎県内での遊説は中止。15時羽田着。党本部で選挙情勢の分析や遊説日程の打ち合せ。この間、西村副総裁と会談。18時半、川崎市多摩区の故椎名悦三郎元副総裁の私邸を弔問
  25日 名古屋市議会は「1988年夏季オリンピック大会の名古屋招致」を全会一致で決議。10月1日、日本オリンピック委員会がこれを承認
27日 24日からモスクワで開かれていた日ソ・ソ日両経済委員会の第8回合同会議は、シベリア・極東開発で日ソ両国が協力する共同コミュニケを採択
30日 椎名悦三郎自民党元副総裁が死去。81歳
  21日 18日から開催の第34回国連通常総会は、カンボジア代表権問題で表決の結果、賛成多数でポル・ポト政権を代表と決定
24日 英国を除くEC8カ国は、緊急蔵相・中央銀行総裁会議をブリュッセルで開催し欧州通貨制度内部の為替レート調整のため、西独マルクを切り上げることを決定
26日 先進7カ国のエネルギー担当相会議はパリで開催され1985年時点での加盟各国の石油輸入抑制目標を明示
27日 急上昇を続けてきた金相場が、ニューヨーク市場で一方オンス=400ドルの大台にのる
69歳


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