昭和55年(1980)   4月
1日 11時半防衛関係議員と昼食懇談。12時半衆院本会議
2日 猪木正道前防衛大校長、高坂正堯京大教授らと朝食懇談。中国作家代表団一行と会見。第14回国家公務員合同初任研修の開講式で挨拶。午後外遊用写真撮り。ジンダーマン東独人民議会議長ら訪日東独議員団が表敬。16時参院予算委員会
3日 10時参院予算委員会。アルザミル・サウジメタノール社会長らが同社設立の挨拶。12時半から参院予算案。知人の結婚披露宴
4日 10時参院予算委員会。13時参院本会議で55年度予算案成立。参院正副議長、各党に挨拶回り。16時佐々木通産相らが日米自動車問題で報告。17時閣僚、政務次官らと予算成立の乾杯
5日 小金井カントリー倶楽部で、メナデュー豪大使、ミラー・ニュージーランド大使、大来外相とゴルフ。知人の結婚披露宴
6日(日) 8時36分羽田発、党三役、閣僚らと仙台へ。市内で記者会見後、宮城政経文化パーティに。13時まえ空路秋田へ。市内で政経文化パーティ。18時40分羽田着
7日 9時半余秋里中国副首相らが表敬。10時米国、カナダ、メキシコ訪問の勉強会。14時半オテイサ・メキシコ国有財産工業振興相が表敬。米ニューズウィーク誌の東京支局長がインタビュー。田村元衆院予算委員長、理事らと会食。竹村健一氏の出版記念会
8日 閣議で上期の公共事業契約率を60%に下げ物価抑制に配慮することを決定。大来外相、伊東官房長官とイラン問題で協議。仏所護念会教団本部での集会で挨拶。午後衆院本会議。大平会
9日 証券大平会の朝食会。日独桜の女王が表敬。佐上大蔵省財務官らが国際金融情勢を報告。亘理防衛次官らが中期業務見積りなどを説明。報道各社経済論説委員と懇談
10日 朝、二木会。10時まえ新宿御苑の「桜を見る会」に。昼、外相、蔵相、通産相、経企庁長官、官房正副長官とイラン問題で協議。14時日本新聞協会編集委員会。アリ・ジャイダ・カタール石油公社総裁が表敬。浜田幸一代議士と会談。吉兆会。故中山伊知郎一橋大名誉教授の通夜
   
1日 衆院本会議は、安全保障特別委員会の設置を共産党を除く各党の賛成で議決し、初代委員長に坂田道太元防衛庁長官を選出
 国土庁の土地鑑定委員会は55年の土地公示価格は全国平均で10%上昇し、前年上昇率の1.9倍となると公示
3日 京都の冷泉家が、秘蔵してきた数千点にのぼる古文書類を公開。定家の『明月記』約50巻などが確認される
8日 1ドル=160円70銭と80年中の最高値をつけ、徐々に円高に向かう
 トヨタ、対米進出のための判断材料を得るため、シンクタンクに調査を依頼
   
6日 ペルシア湾の島の領有権などをめぐりイラクとイランの関係が悪化し、イラクは在住イラン人の国外追放を開始。イランは翌日在イラク大使館員を総引き揚げ
7日 イランのホメイニ師は人質が国民議会発足まで占拠学生の管理下におかれる、と裁断。カーター米大統領はこれに反発して、イランとの国交断絶、対イラン禁輸など新たな制裁措置を発表
10日 中ソ友好同盟相互援助条約は30年の満期後の再延長を中国が望まず失効。
70歳
  昭和55年(1980)   11日 イラン問題閣僚会議。国民政治協会理事と昼食懇談。14時衆院本会議。メキシコ訪問勉強会。ベネチア・サミット勉強会。故船田中氏をしのぶ会。18時国鉄運賃改訂の物価問題関係閣僚会議。昭和十一年会
12日 9時17分羽田発千歳へ。11時半札幌市内の二条市場を視察。政経文化パーティ。記者会見。地方政財界人と懇談。18時羽田着
13日(日) 8時24分東京発岐阜へ。市内で記者会見。政経文化パーティ。雨のなか岐阜駅の高架計画予定地を視察。5時8分東京駅着
14日 芳友会の朝食会。外遊勉強会。サリム国連総会議長が表敬。14時すぎ迎賓館でグスタフ・スウェーデン国王、シルビア王妃の歓迎行事。ズガル・チュニジア青年スポーツ相が表敬。16時迎賓館にグスタフ国王を表敬。イラン問題閣僚会議。19時同国王晩餐会
15日 閣議で第2次緊急トルコ援助を了解。ウルステン・スウェーデン外相と会談。迎賓館で首相夫妻主催のグスタフ国王夫妻歓迎昼食会。メキシコ報道関係者のインタビュー。中国の宦郷社会科学院副院長らが表敬。参院予算委員会の委員長、理事らと会食
16日 10時ラジャラトナム・シンガポール外相と会談。カナダ報道関係者がインタビュー。カルメン・ロマー・メキシコ大統領夫人が表敬。石原日産自動車社長が米国にトラック工場進出の報告。17時半イラン問題閣僚会議。19時迎賓館でグスタフ国王主催の晩餐会
17日 8時半党本部で外交・国防部会などと朝食会。官邸に和田駐イラン大使が報告に。10時迎賓館でグスタフ国王の歓送行事。官邸にトンキン豪・南オーストラリア州首相が表敬。日本外国特派員協会の昼食会で講演。14時衆院本会議。外遊勉強会。朴東鎮韓国外相が表敬。芳明会。私邸に山崎正和阪大教授らが訪問
18日 イラン問題閣僚会議。10時半皇室会議。第12回愛育班員全国大会で挨拶。内閣記者会キャップと昼食懇談。13時衆院本会議。人民日報訪日代表団が表敬。外務省幹部と夕食懇談
19日 8時53分羽田発大分へ。市内で記者会見。地元各界関係者と懇談。政経文化パーティ。17時36分羽田着。私邸に高島外務次官がイラン問題など報告に
20日(日) 9時47分羽田発小松へ。富山市内で記者会見。政経文化パーティ。16時半羽田着
  11日 3月の卸売物価指数が前月比2.0%上昇し前年同月比22.8%の上昇となる
13日 2日から開かれていた日ソ交渉で北西太平洋での今年のサケ・マス漁獲割当量は、昨年と同じ4万2500トン、日本側がソ連に払う漁業協力費は5億円増の37億5000万円で妥結
17日 日産、月産1万台程度のトラック工場を米に建設と発表
18日 大蔵省は54年度の国際収支は、経常収支で139億1300万ドルの赤字、総合収支で189億6100万ドルの赤字で、いずれも過去最高の赤字幅となる、と発表
  11日より日ソ間は無条約状態となる
12日 米国オリンピック委員会は7月開催のモスクワ・オリンピックヘの不参加を決定する
 リベリアで軍事クーデタ、人民救出評議会のサミエル・ドエ曹長が新国家元首に
17日 IMFは中国人民共和国の加盟を理事会で決定(台湾の加盟は自動的に失効)
18日 ローデシアが黒人多数支配のジンバブエ共和国として正式に独立。約90年におよんだ白人支配が終わる
70歳
  昭和55年(1980)   21日 10時マンスフィールド駐日米大使と会談、イラン問題の平和的解決を要請。靖国神社参拝。春芳会。午後、芸術文化に活躍した人びととの懇親のつどい。菊地外務審議官、天谷通産審議官らがサミット準備会議の報告。対外経済政策研究グループの会合で報告書を受領。ランキン・カナダ外相が表敬。末広会
22日 総合エネルギー対策推進閣僚会議。春の叙勲内奏。11時迎賓館でファン・アフト・オランダ首相歓迎行事。同首相の宮中午餐会。14時衆院本会議。16時官邸で同首相と会談。日蘭文化協定の調印式に立ち会う。同首相夫妻を迎え総理夫妻主催の夕食会
23日 日本繊維産業連盟朝食会。9時半自衛隊高級幹部会同で訓示。10時半参院本会議。正午すぎイラン問題で訪欧した大来外相が帰国報告。故中山伊知郎一橋大名誉教授の葬儀。アルジェリアの民族解放戦線(FLN)代表団が表敬。報道各社政治部長と懇談。15時参院決算委員会。衆院商工委員会。迎賓館でファン・アフト首相夫妻主催の夕食会
24日 8時半イラン問題閣僚会議で大使館員の削減だと当面の措置を決定。9時半迎賓館でファン・アフト首相の歓送行事。官邸で12チャンネル「総理と語る」の録画撮り。報道各社政治論説委員と昼食懇談。13時20分衆院本会議。メキシコ訪問勉強会。14時半中曾根元幹事長と会談。東京・多摩ニュータウンの住宅事情視察
25日 8時半大来外相、細田防衛庁長官と防衛問題で協議。参院本会議。衆参両院正副議長、各党に外遊の挨拶。大雄会。午後、外遊勉強会。その席に米国のイラン人質救出失敗の報が入る。モスクワ・オリンピックに選手派遣は好ましくない旨の政府見解を決める。党新宿支部定期大会。名友会
26日 7時半私邸に高島外務次官がイラン問題報告に。8時47分羽田発小松へ。11時福井市内で記者会見。政経懇話会。党政経文化パーティ。17時20分羽田着
27日(日) 8時29分羽田発広島へ。原爆慰霊碑に献花のあと記者会見。政経文化パーティ。14時広島空港から小牧へ。名古屋市内で記者会見。政経文化パーティ。19時羽田着
28日 8時50分党本部での青年部全国活動者研修大会で講演。自由国民会議機関誌用にヨゼフ・ピタウ上智大学長と対談。福田前首相、三木元首相と昼食会談。内閣記者会と外遊を前にしての懇談。外遊結団式。故賀屋興宣をしのぶ会
29日 午後、夫人と皇居での天皇誕生日宴会の儀。14時日本郷友連盟創立25周年記念式典で挨拶。15時半皇居で天皇誕生日茶会の儀
30日 8時20分党主催経済懇談会で神奈川県内の企業関係者らと懇談。訪米勉強会。桜内幹事長らと参院選の打ち合せ。14時37分羽田空港から日航特別機で米国へ。(現地時間)15時56分ワシントン郊外アンドリュース空軍基地に到着。クリストファー国務長官代行らが出迎え。直ちに宿舎ブレアハウスに入る。18時半記者懇談で「同盟国として信頼を確め合うことに意義がある」と語る。随行団と打ち合せ
  21日 イラン国営石油公社はバレル=35ドルの新価格を日本側が拒否したため、日本向けタンカーの原油船積みを中止
24日 カーター米大統領から、大平首相あてに日本の対イラン措置を高く評価し謝意を表明する、との親書が届く
25日 参院で40人学級を柱とする公立義務教育諸学校の学級編成及び教職員定数法の一部改正案などが可決、成立
 伊東官房長官が日本オリンピック委員会に左記の政府見解を伝える
26日 日本オリンピック委員会は、政治見解にかかわらずモスクワ五輪参加を原則とする旨を申し合せ
  21日 ブラッセルでのEC外相会議で、イラン制裁問題を討議、二段階の制裁措置を決定。大来外相がEC外相と意見交換
25日 米政府は、テヘラン米大使館の人質を救出するため極秘で奇襲作戦を敢行したが失敗、作戦を中止したと発表
26日 イラン学生が人質の地方分散を決定
28日 27日から開かれたEC首脳会議は、イラン制裁は既定の方針どおりとし、アフガニスタン、中東問題を含め、対米連帯を確認する宣言を発表して閉会
70歳


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