權成实 | 指定を表す接頭辞「当」「本」に関する比較研究 |
秦小聡 | 日本語専攻大学生が望む中日日本語教師の良い教師像に関する研究 |
張博 | 定家所伝本『金槐和歌集』雑歌考 |
趙丹 | 新渡戸稲造の女性観に関する一考察―「良妻賢母」を中心として― |
李暁琦 | 大都市における一人暮らし地方出身若者の自己決定に関する社会学的研究—東京都市圏を中心に |
王文文 | DEAによる日本電力産業の生産性分析 |
受賞者代表 権 成実 挨拶 尊敬する北京日本学研究センターの先生方、並びにご来賓の皆様こんにちは。 第15回大平正芳記念財団優秀修士論文受賞者を代表いたしまして、ご挨拶させていただきます言語コースの権成実と申します。本日は、卒業式の中で第15回大平正芳記念財団優秀修士論文受賞式を執り行うことに心より感謝し、このような貴重な賞を与えてくださり、誠にありがとうございます。 三年前、私たちは大学時代から憧れていた北京日本学研究センターに入学し、研究生活を始めました。センターは学術分野でまだ新米である私たちを温かく迎え、厳しく指導し、人生に対する無限な可能性を与えてくれました。論文テーマの選定から執筆まで、細部にわたり様々なご指導を賜り、ご助言をいただいたことに対し、心より感謝申し上げます。ここで、6名の受賞者を代表いたしまして、三年間私たちの指導と教育に情熱を注いでくださったセンターの先生方々に深くお礼申し上げます。この三年間ありがとうございました。 もちろん、学位論文の執筆に当たりまして、センターの先生方、国際交流基金の皆様をはじめ、訪日研究の指導を引き受けてくださいました先生方々、お互いに励まし合ってきた院生同士など大変多くの方々にお世話になりました。以上のすべてが私の元気の源になり、学位論文の執筆に多くの自信を与えてくれました。また、この三年間の研究成果として、私たちの学位論文がこのような形で評価されたことを非常に光栄に思っており、ここに改めて賞を設けてくださった大平正芳記念財団の皆様に深くお礼申し上げます。 時間が経つのは速いものです。二年前、私は学生代表として第13回大平正芳記念財団優秀修士論文受賞式かつ「大平正芳の理念と外交」という本の中国語版の出版発表会に参加しました。授賞式で私は先輩たちの学術に対する情熱と学位論文に対する愛情を感じ、その時から自分もいい論文を書いて、3年間の研究生活に円満なピリオドをつけようと決意しました。また、受賞式での先生の一言も私が今まで全力を尽くすことができた原動力となりました。先生は「論文は単なる研究能力を証明するものではなく、大きく言うと日本を見る第二の目でもあります。日本を見る新な角度を探求し、又はほかの人に新たな角度を提供することが、論文の価値であると思います。」とおっしゃり、論文を書くのが苦手だった私に自信と目標をくださいました。そして本日、二年前の夢をかなえ、ここに立つことができました。この経験を一生忘れられない宝物とし、将来も頑張り続けたいと存じます。 中日国交正常化45周年、中日平和友好条約締結40周年を経て、2019年中日関係は新たな段階に入りました。国と国の交流だけではなく、民間交流活動も一段と活発になり、中日両国民に相手を理解するための大きなチャンスを与えてくれました。中日友好の事業にご尽力され、またセンターの設立と深く関わりを持たれた大平元首相の遺志を私たちも受け継いでいく所存です。このような新たな時代を迎え、私たちも日本学研究センターの一員としての誇りと責任感を持ち、「大平学校」の初心を忘れるべからず、中日関係の新たな発展に力を注いでいきたいと思います。 最後に、受賞者一同を代表し、ここにお集まりの皆様に改めて感謝の意を申し上げまして、これを持ちましてお礼とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。