昭和53年(1978) | 1月 1〜31日 日本経済新聞に「私の履歴書」を連載。『大平正芳/私の履歴書』(B6判・194頁・900円)として日本経済新聞社刊(7月10日) 1日 皇居に年賀のあと、党本部新年祝賀会に出席 5日 経済四団体新年会(ニューオータニ)に出席 10日 如水会新年会(如水会館)に出席 12日 エドワード・ケネディ米上院議員と対談 18日 日本経営者協会の会合で講演し、日本経済の7%成長について政府間の公約として守らなければならないと言及する | 4日 福田首相はデノミの早期実施の意欲を示す 20日 第34回党大会で総裁公選規定の改正などを採択 21日 第84通常国会再開 31日 52年度第二次補正予算案が成立 | 3日 カーター米大統領は訪印し、米印友好をうたったデリー宣言に調印 31日 エジプト・イスラエルの合同軍事委員会が再開 | ||||
68歳 | |||||||
昭和53年(1978) | 2月 18日 党香川県連臨時大会に出席 19日 党本部青年部婦人部全国大会に出席、予算修正について柔軟姿勢を示唆 24日 与野党幹事長書記長会談で、予算修正問題で“中二階”説を提案して了承される | 28日 予算修正問題は自民党提案の3400億円で妥結。自民党員数は151万7761人に拡大 | 19日 キプロスに武装ゲリラが発生。エジプト、キプロス両軍で銃撃戦。 22日、エジプト政府はキプロスと断交 | ||||
68歳 | |||||||
昭和53年(1978) | 3月 12日 68歳の誕生日 22日 NHKテレビ放送25周年祝賀会に出席 | 28日 政府は過激派に対処するため成田開港を延期 | 15日 イスラエル軍はパレスチナ・ゲリラ地域に報復 | ||||
68歳 | |||||||
昭和53年(1978) | 4月 6日 バングラデシュのジアル・ラーマン大統領歓迎行事(ニューオータニ)に出席 10日 井上靖氏と対談(吉兆) 29日 天皇誕生日に宮中に参賀 | 4日 53年度予算案成立 9日 京都府知事選で自民推薦の林田悠紀夫氏が当選 | 6日 カーター大統領は中性子爆弾の生産中止を発表 | ||||
68歳 | |||||||
昭和53年(1978) | 5月 4日 郷里の友人である故宮脇朝男全国農協中央会長の葬儀に参列 25日 内外情勢調査会で講演。事実上の総裁公選出馬表明とされる 27日 “大福政治休戦”の合意なる | 3日 福田首相とカーター米大統領の首脳会談 20日 成田空港が開港 30日 片山哲元首相死去 | 9日 「赤い旅団」に誘拐されていたイタリアのモロ前首相は射殺体で発見される | ||||
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昭和53年(1978) | 6月 3日 故上田辰之助教授の石碑除幕式に参列 16日 党代議士会で平常心を強調し解散論を鎮静化する 26日 田中洋之助氏と対談。対談集『複合力の時代』(B6判・187頁・900円)として9月6日にライフ社から出版 30日 全日本司厨士協会名誉総裁として総会で挨拶 | 7日 宮城県多賀城市の多賀城跡で奈良末期から平安期の公文書が大量に出土 12日 宮城県沖地震発生 16日 第84通常国会閉会 | 19日 OPEC総会は原油価格の年内凍結を決定 第11回ASEAN外相会議は先進諸国との貿易改善を求める要求を採択 | ||||
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昭和53年(1978) | 7月 5日 故高橋朝次郎氏三回忌(クラブ関東)に出席 21日 軽井沢トップマネジメント・セミナーで講演 22日 党香川県連大会(高松市民会館)で挨拶 | 16日 ボン・サミット開催 27日 福田首相、防衛庁に有事立法の研究を指示 | 7日 ソロモン諸島が英自治領から独立。ソロモン諸島国となる | ||||
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昭和53年(1978) | 8月 22日 党夏季研修会(東日本)で講演 28日 党夏季研修会(中日本)で講演 | 12日 日中平和友好条約北京で調印 27日 前川香川県知事再選 | 6日 ローマ法王パウロ6世が死去、80歳 | ||||
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昭和53年(1978) | 9月 2日 党夏季研修会(西日本)(富士箱根ランド)で講演 20日 リターンバレタット・ベルギー首相夫妻歓迎晩餐会(総理官邸)に夫人同伴で出席 22日 故吉田茂氏生誕100年記念パーティ(オークラ)に出席 | 5日 福田首相中東を訪問 18日 第85臨時国会召集 | 17日 サダト・エジプト大統領とベギン・イスラエル首相は「平和条約締結への枠組」「中東における平和の枠組」の二つの文書に調印 | ||||
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昭和53年(1978) | 10月 7日 日本商工会議所開設100年記念式に出席 11日 シュミット西独首相歓迎晩餐会(官邸)に出席 13日 大平・中曾根会談 14日 徳島県政経文化パーティで、大福体制と政治休戦の終結を宣言、総裁公選へ出馬する意向を表明 16〜17日 日本経済新聞に「ぼくのマドンナ」を発表 18日 トンガ王国の国王を迎えて挨拶 20日 福田首相の私邸で大福会談 21日 総裁選出馬を正式表明。田中派総会に出席 24日 *トウ小平中国副首相と会談(ホテルオークラ) 26日 京都市の記者会見で“田園都市構想”計画を発表 28 日本記者クラブ(プレスセンタービル)の講演で“家庭基盤充実”計画を発表 30日 日本テレビのインタビューで“大福密約”を否定 | 12日 53年度補正予算成立 13日 福田首相とシュミット西独首相が3回の会談 18日 参院本会議で全党一致で日中平和友好条約を承認 21日 第85臨時国会閉会。中曾根氏、総裁選出馬を表明 23日 *トウ小平中国副首相が来日し日中平和友好条約を批准 30日 河本氏も出馬表明 31日 福田氏も出馬表明 | 15日 カーター政権の5つのエネルギー法案が成立 11日 有力シンクタンクの「ローマクラブ」は、世紀末のエネルギー危機に警告 16日 ポーランド人として史上初めて第265代ローマ法王にヨハネ・パウロ2世が選出 27日 ノーベル平和賞が、サダト大統領とベギン首相に | ||||
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昭和53年(1978) | 11月 1日 総裁選立候補を届出。記者会見。吉田、池田元首相の墓参(青山墓地)。出陣式(ニューオータニ)。国会議員事務所へ挨拶回り。総裁選への立候補に当たって「政治に複合力を」と題する政見を発表し、総合安全保障戦略と家庭、基盤充実計画、地方田園都市計画の基本政策を提示する 2日 NHKで録画撮り。武藤、内田両家の結婚式(オークラ)の仲人をつとめる 3日 新聞、テレビ各社のインタビューを受ける 4日 総裁4候補の共同記者会見(党本部)に出席。「ニューズ・ウィーク」誌のインタビューを受ける 5日 甲府市で総裁予備選の初の演説会を開く 27日 総裁予備選で748点(55万889票)をとり大勝。直後の記者会見で「一瞬が意味のある時もあるが、十年が何の意味も持たない時もある。歴史とはまことに奇妙なものだ」と語る 30日 マスコミ各社インタビュー。「ニューズウィーク」「タイム」誌記者と対談 | 1日 党総裁選挙告示。福田首相、大平幹事長、中曾根総務会長、河本通産相の4人が立候補届け出 10日 国連安保理の非常任理事国選挙で日本はバングラデシュに破れる 26日 予備選投票締切り 27日 党総裁予備選開票。党員党友投票数149万9265、投票率87.7%、全持点1525点。福田638点(47万2499票)中曾根93.点(19万7955票)河本46点(8万8917票)。2位の福田候補は総裁決定選挙(本選挙)を辞退 | 1日 米政府と連邦準備制度理事会は、強力な新ドル防衛策を発表 3日 ソ連・ベトナム友好協力条約がモスクワで調印 5日 テヘランでパーレビ国王の退位を要求する反政府デモが暴徒化し、英国大使館情報者、銀行などを襲撃 15日 北京市営委員会は天安門事件を、4人組に怒った革命的行動だとする声明を発表 23日 ワルシャワ条約機構首脳会議は核兵器の排除、核平和利用の国際会議開催、SALTII早期妥結をうたった平和と安全宣言を採択 | ||||
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昭和53年(1978) | 12月 1日 10時日比谷公会堂での第35回自民党臨時大会(日比谷公会堂)に出席、第9代自由民主党総裁に選任される。午後には統一地方選挙立候補予定者に「祈必勝自由民主党総裁大平正芳」と色紙を書く。自民党本部で15時から記者会見。その後報道各社のインタビュー 2日 報道機関のインタビューが続く。党、内閣人事について「データの堆積はできつつある」と答える。大蔵省から来年度予算の編成状況の説明を受ける 3日(日) 着物姿で10時すぎ玄関前に建築中の記者団用「番小屋」を見る。16時から記者懇談し「人事は納得がいくことと仕事ができることの二つが大事」と語る 4日 朝、日本テレビで評論家竹村健一氏と対談。大蔵省から税制、財政投融資の説明を受ける。UPI、AP両通信社のインタビュー 5日 14時福田首相を訪問、新体制について意見交換。15時党本部で記者会見。夕方私邸に鈴木善幸氏を招き、人事問題について協議 6日 朝つめかけた記者団に「首相指名の朝を迎えた実感があまりわかない。人事、人事で小さい胸を痛めとる」と語る。11時党本部の事務局職員一同に「お世話になります」と挨拶。午後に予定された首班指名の衆院本会議が福田、三木、中曾根ら反主流派の抵抗にあい延期となる | 4日 福永運輸相は美濃部都知事を訪ね、羽田空港沖合移転拡張計画(面積現在の2.5倍)の運輸省案を示す 5日 4日に再開された日米農産物交渉は、オレンジ・牛肉等の年間輸入ワク拡大で妥結 6日 福田内閣総辞職。大平首相を指名する第86臨時国会召集 7日 斎藤邦吉幹事長、倉石忠雄総務会長、河本敏夫政調会長が党新三役に就任 | 1日 イランで反政府活動が再び活発化。首都テヘランで数千人のデモ隊が軍隊と衝突、死傷者多数 4日 中国とフランスは、北京で経済開発協力協定に調印 5日 ソ連とアフガニスタンは友好善隣協力条約に調印し、安全保障確保のための有事協議、防衛力強化のための軍事協力などを約束 | ||||
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